【薬学部】医療における多職種連携推進のための合同ワークショップを実施

社会連携
2025.09.30

薬学部 

【薬学部】医療における多職種連携推進のための合同ワークショップを実施

本年の6月に実施しました、『大阪大谷大学薬学部と四天王寺大学看護学部における「医療における多職種連携推進のための合同ワークショップ」の第2回目として、今回は、大阪大谷大学薬学部5回生と、四天王寺大学看護学部4回生が、医療の専門職教育を受ける学生同士で交流をもつ機会として「医療における多職種連携推進のための合同ワークショップ」を行いました。

◆実施日程
時  期:2025年9月17日(水) 午前10:00-12:00、午後 13:00-14:30
開催場所:(午前)大阪大谷大学 模擬薬局見学
                    (午後)四天王寺大学 9号館 2階デブリーフィングroom
開催形式:対面でのワークショップ・シミュレーションセンター見学/施設見学

◆ワークショップ課題案:
「患者さんの“困りごと”をチームでどう支える?」
〜薬剤師と看護師、それぞれの立場で考える多職種連携〜

最初に四天王寺大学看護学部長の山崎尚美先生よりご挨拶を頂戴し、次に大阪大谷大学薬学部薬学科浦嶋庸子講師より、本日のワークショップのねらい、課題内容の説明のあと、アイスブレイクとして、10分間で、自己紹介をし、各学部に進学した理由など、お互いを知るところから始めました。

アイスブレイクの様子

次に四天王寺大学の学生さんに大阪大谷大学の模擬薬局を見学いただきました。
実際の薬局さながらの設備や薬剤の調合の設備などに驚いておられました。

次に各グループで司会(進行)、書記、発表者を決めたのち、課題についてディスカッションを行いながら互いの意見を述べ合い、発表に向けパソコンで意見をまとめていきます。

午後からは四天王寺大学に移動し、大阪大谷大学の学生が四天王寺大学の施設を見学させていただきました。
新生児やこども、成人などさまざま患者さんなどを想定しての充実した設備に感動していました。

最後にグループでまとめた意見を前で発表すると同時に、他のグループの意見を聞き、みんなで学びを共有しあいます。

今回のワークショップ薬学部5回生、看護学部4回生ということもあり、それぞれ実習を経験している学生たちなので、理解の深い、いろんな角度から患者さんに寄り添った考察となりました。薬剤師・看護師という各役割分担を認識することができ、それぞれの立場で考えることにより、連携することの大切さ、チーム医療の重要性を考える良い機会となったのではないかと思います。
終わりに四天王寺大学看護学部長の山崎尚美先生より、多職種連携の必要性、チーム医療の重要性と、将来チーム医療を担う学生へのエールが送られました。