好天に恵まれ、艶やかな錦秋がちょうど見頃のこの志学台キャンパスにて、「第6回大阪大谷大学ホームカミングデー」を『志学祭』1日目の11月8日(土)に開催しました。
今回は本学名誉教授の梯信暁先生を講師にお迎えし、「日本の阿弥陀仏信仰」という題目でご講演いただきました。最初に大阪大谷大学浅尾学長の挨拶に続き、大阪大谷大学成光会会長山本様よりご挨拶を頂戴いたしました。

梯先生のご講演では、貴重な資料をたくさんご提示くださいました。阿弥陀如来が蓮の華に座り、左右対称のお堂とその前には池が描かれているとの説明がありました。また、阿弥陀如来の手のかたちには3種類(来迎印、定印、説法印)あり、それぞれのかたちで表している意味が違うことを教えていただきました。また、極楽浄土へのお迎えには上の上から下の下まで9段階があるというお話を伺い、はたして今の自分であればどの段階になるだろうかと考えさせられる場面もありました。
たくさんの阿弥陀如来を拝見させていただき、詳しい説明を拝聴していると、時間を作ってゆっくりとお寺巡りをしたいと思える貴重な時間となりました。

講演会のあとには、梯先生とともに現教職員や学生たちと和やかなひとときを過ごしていただき、大学祭のステージや展示、模擬店でのお買い物もお楽しみいただきました。
来年度も、いっそう内容を充実し、スケールアップして開催したいと考えております。卒業生の皆さまのご参加を学生、そして教職員一同、心からお待ちしております。
講演やイベントのご希望やご意見など、ぜひ総務課(soumu@osaka-ohtani.ac.jp)へメールにてお寄せください。