【日本語日本文学科】恒例の「古典芸能鑑賞会」を開催しました

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2025.12.13

文学部 

【日本語日本文学科】恒例の「古典芸能鑑賞会」を開催しました

12月10日、毎年恒例の「古典芸能鑑賞会」を開催しました。
昨年に引き続き、お招きしたのは講談師の神田桜子さん。
実は本学科の卒業生で、現在プロの講談師として活躍されています。
講談は江戸時代に流行した語りの芸。
張り扇をポンポンと机にたたきながら、古今東西のいろいろな物語を読んで、お客さんに聞かせます。
今回の演題は「八百屋お七」。

本来は、江戸時代の火事にまつわる悲恋の話なのですが、今回の講談では「もてない男」のドタバタ喜劇が語られ、客席からは笑い声がくすくす。
実は「見てきたような嘘を言い」というのが講談師で、本来なかったはずの話も、実際にあったかのように語られていました。
そして今回は、講談体験のワークショップも開催。
みんなで講談を読む練習をしたり、希望者が壇上に来て張り扇を叩く体験をしたりしました。
アンケートも好評で、参加した学生にとって新鮮な体験だったようです。